南の島のエステティシャン天花の宮古島～空と海のある暮らし～

午後からは娘と買い物に行きました。

お年頃の娘は、最近ファッションにうるさくなっきました。
おまけに成長期なので服がすぐちっちゃくなって着られなくなるんです。

で、娘の服を買いに・・・

サンエー　→　しまむら　→　サンエー

「これでええんちゃうん？」
「これはここのデザインが気にいらん。」
「これでええんちゃうん？」
「これはこのリボンが余計。」
「これでええんちゃうん？」
「こんなピンクのハートなんかありえへん。」

こんなやりとりが続き、しまむら店内をうろうろうろうろ。

たぶん３０分くらいの滞在だったとは思うんですが、もう疲れて疲れて。

「もうええやん。どれでも。それ気にいったんやったら買えばいいやん。
お母さん、もう早く帰りたい（涙）」

娘は「お母さんと買い物って楽しいわぁ。」と言ってくれましたが、
私はくたびれました。

それで思い出したのは、母のこと。

私も昔は、母とよく一緒に買い物に行きました。

高島屋、大丸、そごう、あっちをうろうろ、こっちをうろうろ、
何時間もいっぱい歩き回って、「どれがいい？これどうかな？」

今思えば、よくつきあってくれたなぁと思います。

でも、私も母との買い物楽しかった。
私がなかなか服を決められないので、喧嘩になったりもして。

そんな子供時代のやりとりを、今は自分が母親となってしている。

おもしろいですね。


しまむら店内うろうろくらいで、こんなに疲れてる私。

何時間もデパート巡りをつきあってくれた母。

今まで、母と一緒に買い物なんて当たり前の日常過ぎて、
特に懐かしい思い出として思い出したりしませんでした。

いま、自分が母親になって、
一日しかないお休みの日に買い物につきあってくれたんだなとか、
私や妹のために、一所懸命働いて得たお金で服を買ってくれたんだなとか、
でも、疲れながらも娘達の喜ぶ姿を喜んでくれてたんだろうなとか、
色んなことに気づくようになりました。

そして、思うのは、何気ない日常の中にいっぱい愛があったのだということ。

愛なんて言葉にするとめちゃめちゃ恥ずかしいのですが、
私達は確かに愛されて育ったのだということ。

愛されてないのではと思い悩んだ時期もありましたが、
（特に何があった訳でもないのですが、思春期特有のもやもやとした感情でしょうか）
いま思うと、なんでそんなこと思ったのかと恥ずかしくなるくらい、
私の甘えであり、わがままであったと思います。


なんてことを思った一日でした＾＾；

近い将来、母娘で服を貸し借りしたりする日がくるのかなぁ。

子供がどんどん成長して、手がかからない反面、寂しかったりもするのですが、
成長すれば成長した子供との付き合い方があるのだと思うとこれから楽しみですね。