南の島のエステティシャン天花の宮古島～空と海のある暮らし～

毎年、帰省した際には、色んなマッサージやエステに行くのを楽しみにしています。
趣味＆勉強＆一年間頑張った自分へのご褒美です

今回、以前一度だけ行ったことのあるエステサロンに行きました。

電話をかけた時に、嫌な予感がしてやめとこうかなと思ったのですが、
いや、でも次は来年やしここは行っておかないと！と、予約を取ったのです。

サロンについて、予感的中。
ベッドに寝かされ、トリートメントを受けました。

触れられながら、「私、なんでこんな悲しい気持ちでエステ受けなあかんねんやろ。」
って、泣きたい気持ちになりました。そんな１時間を過ごしました。

別に、何が悪いって訳じゃない。
技術だって悪くない。
接客だって、別に失礼なことはされてない。

ただ、愛がなかった。

彼女はきっと気づいていない。
これからも、気づかないかもしれない。
いや、気づいて欲しい。

指先から伝わるものってある。
会話していて、伝わるものってある。

以前そのサロンで受けた時は、オーナーさんに施術してもらいました。
今回はスタッフの子でした。

エステが終わってスタッフの方とお話していた時、
「今日はオーナーさんは？」って聞いてみると、「隣で施術してましたよ。」との返事。

え？さっき、隣でガチャガチャ音立ててた人？

悲しいけど、そのサロンにはもう２度と行かないでしょう。
いや、またいつか行くときがくるかな。
電話をかけて、弾むような愛のある声なら行くかもしれない・・・。





天花にお越し下さったお客様が、
「今までいろんなところでエステを受けたけど、一番よかった。」
って、おっしゃるのが少しだけわかったような気がします。

こんな風に書いたら、すごいゴッドハンドの持ち主みたいですが、そうではありません。
私は、エステティシャンとしてまだまだ未熟者です。

でも、少なくとも天花は、お客様を「モノ」として扱ったりはしません。

出会った瞬間から、お客様は私の大切な人です。

大切な人だから、大切に接します。

愛を込めてお手入れさせていただきます。

そういう気持ちが、私の手を通してお客様に伝わってるんじゃないかなって思います。

誰だって、大切にされたい。

せっかくの綺麗になりたい、気持ちよく過ごしたいと思ってる時間を、
適当に流されたら悲しいです。


こんなコトを書いてますが、私はいつも不安な気持ちを持っています。
お客様に、私の気持ちはちゃんと伝わってるだろうか。
不愉快な思いをさせてないだろうか。

よかれと思ってしたことが、不機嫌にさせてしまったり、
気づかずに相手を傷つけてしまっていたり、そういうことはあります。


天花にお越し下さったお客様の中でも、口には出さないけど
なんだここ、がっかりーとか、もう２度と来ないって思ってる方がいるかも知れません。

悲しいけど・・・

でも、せっかくお越し下さったのだから、
楽しかったー、気持ちよかったー、綺麗になったー、また来たいーって
思っていただきたいです。

せっかくのご縁、大切にしたいです。

天花は毎日そんな事を考えながら、過ごしています

エステに行く時って、ドキドキします。ワクワクします。でも少し不安にもなります。
初めてのところなら尚更、どんな人が出迎えてくれるかな、どんなことするのかな・・・
なんて、もう期待と不安が入り混じって、緊張はするし、想像も膨らみます。


エステって電話をかけた時から、もうその施術は始まってます。
いや、電話をかける前から始まってるかも知れません。
どのサロンに行こうか、わくわくしながらページをめくったり、ネットをみたり・・・

お出迎えから、お帰りになるまで、今日のトリートメントはずっと続いてます。


お客様の大切な時間、大切な肌。

その大切な時間を共有させていただくこと、大切な肌に触れさせていただくこと、
そんなとっても光栄なことに、感謝する気持ちを忘れないように、
最高の時間を過ごしていただけるよう、心を尽くすことを忘れないように、
いつまでも、そう在りたい。


でも、言うは易し。
お客様にちゃんと伝わらなきゃダメ。

お客様に、出会えてよかったーって思ってもらえるようにならなければ。


天花のエステ道、まだまだ修行は続きます。